特殊清掃とは
現場では、通常では考えられない様々な物が残っています。死後発見された遺体は腐乱し、強烈な死臭を漂わせ、遺体には蠅(ハエ)や蛆(ウジ)・ゴキブリなどの害虫に覆われ、腐り落ちた肉はやまとなっています。
どのような遺体でも、警察が片付けてくれるのですが、腐乱して崩れ落ちた皮膚や流れでた腐敗液(体液)・血液、また、抜け落ちた毛髪などは遺体と一緒に引取ってはくれません。その後の清掃は、ご遺族様や大家様・保証人様などの方々が行わなければなりません。

困難を極める現場の清掃・撤去作業…
愛する家族や親しい方がそのように亡くなり、悲惨な現場を目にした場合、深い悲しみや衝撃的な出来事ばかりで、その場に居ることすら困難な状況になると思います。
そのような精神状態の中で、現場の清掃・撤去作業をおこなうことは非常に難しいことです。強烈な死臭は想像を絶するほどで、普通に清掃をしただけでは、絶対といって良いほど取れません。
更に、困難なのが遺体から出た腐敗液(体液)や血液で、壁や床板・床下にまで染み込んでいます。これが原因で、いつまでも臭いが取れず害虫が発生するのです。
一般では市販されていない特殊な洗剤や消臭剤と技術とノウハウを駆使し、短期間の原状回復を心がけています。
ご遺族様や大家様・管理会社様などの方々の心理的配慮を第一に考え、少しでも悲しみを和らげていただくことができるよう、私達の専門業である「特殊清掃」という形でご遺族様のお手伝いができたらと考えております。
施工前と施工後の事例

